2025.2.27
名古屋の無添加クラフトコーラメーカー「コーノコーラ」があまりに美味しすぎてラブコールを送ったところ、公式アンバサダーを務めることになりました!サウナあがりに最高の一杯を味わいたい方は、ぜひ試してみて欲しいです。2025年3月7日(金)にはテルマー湯 新宿店さんとコラボして、スペシャルイベントも開催決定。本当に美味しいのでサウナ愛好家各位にはぜひ手にとってみて欲しいです!サウナーコーラ 300ml瓶サウナーコーラ ポケットコーラ温浴施設さま向け!卸販売申込フォームはこちら サウナに特化した無添加&ノンカフェインのコーラコーノコーラの「サウナーコーラ」は、文字通りサウナあがりに特化したコーラです。具体的には「リラックス」と「水分補給」に適しています。一般的にクラフトコーラは、たくさんのスパイスを用いることで生薬の効果と味の深みを生み出します。興奮作用のあるスパイスもよく使われますが、コーノコーラの「サウナーコーラ」は副交感神経に作用するようなスパイスのみがセレクトされています。さらにノンカフェイン仕様なので、飲むと穏やかな気持ちになる効果も期待できます。サウナ後のまどろむような気持ちよさを邪魔せず、清涼感とリラックス効果を付与してくれるので、結果としてより深くととのうことができます。 さらに、ミネラルの補給にも役立つのが嬉しいポイント。体液に近い成分を含んでいるため、効果的に水分補給が可能です。わかりやすくいえば、スポーツドリンク的な機能も持っているということです。もちろん大前提として、めちゃくちゃ美味しいです!!サウナあがりに飲むと「あぁ…美味い…」とうっとりした顔になってしまうほどです。清涼感が凄まじく、サウナあがりの身体が求めている味ってこれだったんだと気付かされます。さらに無添加・無着色・無香料で、砂糖は身体にやさしいてんさい糖を使用。さらにノンカフェインでお子さんも飲みやすい。完璧すぎます。SaunaCamp.は、サウナーコーラが新しいサウナの定番ドリンクになると確信しています!!自宅ではボトル、テントサウナではポケットコーラサウナーコーラはボトルタイプと、ポケットタイプの2つで展開しています。自宅用にはボトル型がお得ですが、テントサウナなどアウトドアに持ち出すならポケット型がおすすめ。一杯飲みきりサイズで、これ1つに炭酸水160mlとたっぷりの氷を入れれば完成。軽量の手間が少ないので、非常に便利です。サウナーコーラは常温保管でOKなので、気軽に持ち出すことができます。詳細はSaunaCamp.ショップにてご覧ください。サウナーコーラ 300ml瓶サウナーコーラ ポケットコーラノンアルで特別なドリンクを、ずっと欲していたコーノコーラと出会ったのは、2023年の森、道、市場でした。10台ほどのテントサウナ撤収を終えて身体がバキバキになり、疲労でぐったりしているとき、サウナスタッフとして参加していた河野さん(当時はただのサウナ愛好家)が手製のコーラを差し入れしてくれました。のちにこれが「コーノコーラ」だったと知るのですが、これが痺れるくらい強烈に美味しく、みるみるうちに身体へ活力が戻ってくるのを実感しました。スパイスを使ったドリンクがこれほどまでに美味しいとは!と深く感動したのを覚えています。2023年の森、道、市場でコーノコーラを差し入れてくれた河野さん。当時はブランド立ち上げ前。正直にいうとコーノコーラを飲む前は、クラフトコーラって個人的にはちょっと苦手でした。美味しいという印象よりも、身体に良さそうとか、なんとなくおしゃれな味するなとか、そんなイメージでした。積極的に飲むほど愛好しているわけでは全然なく、むしろちょっとネガティブ寄りな印象ですらありました。一方で、SaunaCamp.代表の大西はお酒が飲めないこともあり、サウナあがりにちょっとスペシャルなノンアルドリンクが飲みたいのに、サウナのレストランにはそういうものがないと日頃から不満を感じていました。ノンアルドリンクって街のレストランですらないがしろにされやすいですよね。フレッシュフルーツのモクテルやらアップルバルサミコのソーダやら、そういうものがあれば嬉々としてお金を払いたいのに、メニューを開くと法事みたいなラインナップしか並んでいないなんてこともしばしば……。街のレストランですらそうですから、サウナのレストランで特別なノンアルドリンクに出会えることは、これまでほとんどありませんでした。コーノコーラのサウナードリンクは食事にも合うし、既存のドリンクにはないスペシャル感が溢れています。やっと、課金したいノンアルドリンクに出会えた気がします。個人的な野望として、テントサウナや行く先々のサウナのレストランでコーノコーラを飲みたいんです。そんな利己的な理由で勝手に魅力を広めていたら、公式アンバサダーに任命していただいたという次第です。なんでも言ってみるものですね!!笑取り扱いのサウナ施設さん、大募集です!コーノコーラはすでに一部のサウナ施設さんで取り扱っていただいているのですが、ちょっと信じられないくらいの売れ行きになっていたりします。半年で売り切れればいいなーと思っていた量が、1ヶ月ちょっとで無くなってしまった店もあるくらい、注文率とリピート率がハンパないです。コーノコーラは「サウナーコーラ」意外にも、スパイスの旨さを全面に押し出した「コーノコーラ」や、中華料理に合うようにチューニングされた「マーガオコーラ」など、さまざまな商品があります。さらに東洋医学の考え方を取り入れて、翌月の身体作りに最適な月替わりの「マンスリーコーラ」も計画中です。河野さん曰く、本当は1年を24分割してその時最適なスパイスや生薬を盛り込んだコーラにしたいけど、細かすぎると大変なのでマンスリーにしているとのことでした。コーラ作りとは、すなわちスパイス&生薬に通ずること。これらラインナップも取り扱いできますので、ぜひSaunaCamp.へお問い合わせください。サウナ施設向け!コーノコーラ卸販売受付はコチラサウナの日特別企画!テルマー湯 新宿店コラボ!2025年3月7日(金)サウナの日に、関東で初となるコーノコーラ×サウナ施設イベントが開催決定!テルマー湯新宿店さんに持ち込んだところ「美味すぎるので、今年のサウナの日はこれで行きたい!!」とめちゃめちゃ嬉しい反応をいただき、全面的に協力させていただくことになりました!!20:30〜テルマー湯新宿店 屋上 コーノコーラ試飲会&トークショー🧖♂️ 振る舞いコーラです!サウナ後に屋上きて試飲するのが最高だと思います。東洋医学の考え方がベースにありつつめちゃくちゃうまくて水分補給にも良いコーラの秘密をひもときます。超豪華プレゼント企画もあり!15:30、19:30、21:30〜 (場所:男女サウナ室) コーラづくりの工程でうまれるフレグランスウォーターをロウリュで使います!無添加、無着色、無香料、ノンカフェイン。ロウリュで浴びるとスパイスに包まれます🌿🌿20:00〜 (場所:4F 岩盤浴エリア) 熱波師みゃぁちゃんによる特別プログラム開催!コーノコーラの新作「マンスリーコーラ」の試飲つきです!終日開催 コーノコーラのスパイスを、なんと漢方風呂&水風呂としてお楽しみいただく限定企画!!生薬の香りでリラックスしてみてください🌿 さらにB1レストランではコラボメニューもサウナの日限定で登場🤤 オリジナルカクテルやかき氷も食べられます🍧終日開催 サウナの日を記念して、SNSキャンペーンも実施します!!ハッシュタグをつけて当日にポストしていただくと抽選でコーノコーラのボトルやSaunaCamp.の定番サウナハットが当たります!ハッシュタグ #テルマー湯でコーノコーラぜひお気軽に遊びに来てください!お待ちしてます!!
2025.1.25
Sauna Camp. ×トンボの湯 イベントが開催決定しました!星野リゾートが手がける人気施設「トンボの湯」にテントサウナ「MORZH MAX」が特設されます。テントサウナでは、しらかばスポーツによるグループウィスキングを実施します。サウナ愛好家に向けたスペシャルな企画となっておりますので、ぜひ遊びに来てください。 「トンボのサウナDAY」概要場所:星野温泉 トンボの湯 WEB:「トンボのサウナDAY」特設サイト 日程:2025/1/25(土)、1/26(日)、2/8(土)、2/9(日) 時間:10:00〜12:00、12:00〜14:00 *17:00からは通常営業 料金:5,000円/人 含まれるもの:入浴料、レンタルサウナセット(タオルセット、サウナハット、サウナポンチョ)、フリードリンク、オリジナルタンブラー 定員:各回男女それぞれ12名 備考:中学生以上から参加可能。各回の定員は男女それぞれ12人 予約:前日の20:00までに要予約 ご予約はこちらから露天エリアにテントサウナ MORZH MAXが登場「トンボのサウナDAY」では、男湯と女湯のそれぞれ露天スペースに、テントサウナMORZH MAXが設置されます。普段は体験できない場所で、しっかりと熱い薪サウナをお楽しみいただけます。MORZH MAXのなかでは、しらかばスポーツによるグループウィスキングを開催します。イベント自体が各回12名のみという少人数定員で、ウィスキングは6名ずつ2回実施しますので、みなさまに体験していただける予定です。水着不要で体験できる珍しい機会です。ご不安な方は湯浴み着などをご用意いただき、着用での体験でも問題ございません。 グループウィスキング概要時間:各回15分〜20分 内容: ・ 白樺、オークなどの香りと肌触りを楽しんでいただくウィスキング体験 ・ ウィスキングマイスター指導のセルフウィスキング体験 ・ 季節の恵みを使ったスクラブピーリングとハチミツパック体験いつもの露天風呂が特別な温泉水風呂に!「トンボのサウナDAY」では、普段露天風呂として使用されているところが、温泉水風呂になる予定です。キンと冷えた小さめな水風呂と、20度近くに設定された開放感あるマイルドな水風呂の2種をお楽しみいただけるレアな機会となっております。イベントでは、もちろんトンボの湯のサウナを存分にお楽しみいただけます。JAZZが流れるサウナ空間でゆったりとした時間をお過ごしください。内湯では、通常通り温泉をお楽しみいただけます。SaunaCamp.による施設紹介マガジン 「森林浴とJazzのリゾートサウナ!軽井沢の「トンボの湯」は憧れの別荘サウナそのものだった」(2017.9)スペシャルな「サ鍋」も登場サウナをたっぷり楽しんだら、隣接するカジュアルダイニング「村民食堂」で「サ鍋」をぜひ味わってみてください。信州の郷土料理「投じ蕎麦」やニンニクの効いた信州味噌と白味噌をベースにした「牛もつ鍋 -信州味噌仕立て-」などの鍋料理が数種類揃っています。さらに、辛味噌や特製ラー油のトッピングなどをトッピングすれば、追い汗間違いなしです。※サ鍋は別料金となります。新感覚!?ロウリュもできる「足だけサウナ」が系列施設のBEB5軽井沢で楽しめるトンボの湯からほど近い星野リゾート系列の宿泊施設「 BEB5軽井沢」へ足を伸ばせば、足だけサウナに入りながらゲームや食事を楽しめる「BEB 足だけサウナ」を体験することができます。ログ風の「足だけサウナ」は、煙突からアロマ水を垂らすと蒸気が立ち上り、なんとセルフロウリュが楽しめるというユニーク設計になっています。まったりボードゲームを楽しんだり、夜はナイトシアターも楽しめます。トンボのサウナDAYと一緒に、こちらにも足を運んでみてはいかがでしょうか。■BEB足だけサウナ 基本情報期間:2024年12月27日~2025年3月7日 時間:9:00~21:00 定員:1組3名 予約:当日予約制 *1時間ごとの交代制 場所:星野リゾート BEB5軽井沢 TAMARIBA 中庭 料金:足だけサウナ、屋外シアター、足だけサウナBOX、貸し出しサウナポンチョセットなど、すべて無料。ロウリュさまん650円、あんずオロポ600円(いずれも税込)足だけサウナの室温:約80℃ *セルフロウリュ可 足だけ水風呂の水温:0℃~13℃ *天候による サウナヒーター:HARVIA *フィンランド発祥の世界的サウナ&スパブランド セルフロウリュのアロマ:ミント(朝)、ラベンダー(昼)、カモミール(夜) 「トンボのサウナDAY」予約はこちら
2025.1.14
サウナ大好き作家・岩田リョウコさんと、サウナ大好き女優・清水みさとさんによる、MORZHオーナーズインタビュー企画『テントサウナで逢いましょう』。全国津々浦々でテントサウナ「MORZH」を愛好するオーナーさんを訪ねてお話を伺います。一期一会のサウナ旅。第6回目は、奄美大島の離島、加計呂麻島でテントサウナを盛り上げている、Retreat Sauna AMAMIの水谷さんを訪ねます。自然豊かな加計呂麻島はリトリートプログラムが人気で、癒しを求めて多くの方が訪れます。サウナを愛好する水谷さんは、リトリートプログラムとテントサウナは間違いなく相性が良いと確信し、MORZHをプログラムの一部に取り入れて参加者や講師を次々とサウナのとりこにしているそうです。地域の魅力とテントサウナをマッチングさせ、需要の種を蒔き、事業を育てている水谷さん、かなりコアなサウナーで最高でした!(SaunaCamp.)東京から1,700kmの離島でテントサウナ!ご無沙汰しています、岩田リョウコです。前回、大雪の長野県上松町に訪ねて行ってから2 年ぶりの『テントサウナで逢いましょう』です。2024年、年の瀬にいつものメンバーであるみさとちゃん、わたし、カメラマンの添ちゃん、そして今回は我々のボスであるSaunaCamp.の大西さんと兼康さんも参加のフルメンバー取材。向かったのは、鹿児島県。でも鹿児島は鹿児島でも、奄美大島のさらに先の「加計呂麻島(かけろまじま)」。東京からは約1,700キロ。この連載が始まって一番遠いテントサウナ訪問です。加計呂麻島は、奄美大島の南端からフェリーで20分ほど行ったところにある人口1,000人ほどの島。テントサウナの取材では毎度のことですが、現地へ行って感動したいので事前の写真や情報はできるだけシャットアウトして今回も向かいます。その我慢のおかげでフェリーに乗った時からワクワクが止まりません。海は青いグラスに入った水のように、海の中が全部見渡せるほど透き通っていて、船が進む先には「無人島かな?降り立ったらどんな感じだろう?」と思いを馳せてしまうような島ばかり。加計呂麻島の港に着くと、待っていてくれたのは今回のMORZHオーナー、水谷淳一さん。Retreat Sauna AMAMI主催の水谷さん。加計呂麻島で行われるリトリートプログラムにテントサウナを取り入れ、参加者をサウナの世界に惹き込みまくっている。水谷さんの車で海岸沿いを車で走っている時に、砂浜に赤と青のMORZHが立っているのが見えました。この美しすぎる海が水風呂になるのか……贅沢すぎる!と思いつつ、この日の宿で、先ほど見えたテントサウナが置いてある「海宿5マイル」に到着。ここのお部屋は、すべて目の前が海。3歩も歩けば、目の前に大きな青い海が広がる絶景です。贅沢の極み。海が大好きな兼康さんは、着いてすぐにシュノーケルをつけて海へダイブ。水の透明度と魚の多さにニコニコでした。島の人たちがご挨拶にきてくれて、水谷さんのMORZHをみんなで見学。手前の2段ベンチは、知人に依頼してピッタリのサイズになるように手作りしてもらったといいます。奥のベンチは高めの1段です。足元の温度が低くなるテントサウナを熟知した人の設定ですね。コロナ期間中に日本中のアウトドアサウナを回って研究を重ねた水谷さんのセッティングは、語らずとも本人の嗜好がわかるほど洗練されていた床面に敷き詰められたすのこは、水谷さんが「裸足で入るほうが気持ちいいと思って」と設置したもの。テント内はアウトドアだけど清潔感があって、機能的かつ、効率よくコーディネートされています。ストーブの向きも含め、いろいろ研究してたどり着いたんだろうなと思います。ひとつ、気になることがありました。窓が絶景の海の方に向いていないんです。水谷さん、間違えちゃったのかな?と思って聞いてみると、これは意図的にこうしているそうです。「サウナ室は瞑想するような形であえて視界をシャットダウンしてます。外へ出た時にぱぁっと海景色が広がるのが好きなんです」と水谷さん。さすが、計算されつくされています。さて、そんな研究熱心で、テントサウナを知り尽くした水谷さんですが、初めからここでテントサウナ屋さんをしているわけではないんです。聞けば水谷さん、なんと東京人。なぜ都会っ子の水谷さんがこの加計呂麻島にやってきたのか、そしてこの島でテントサウナをどう活用しているのかを、奥様の里佳さんも加わって、みんなでお話を聞きました。里佳さんは、愛染の作品を手掛ける「日月星草」を主催する藍染作家。加計呂麻島で自ら琉球藍を育て、作品を作っている。レンタルは苦戦、リトリートプログラムにして初めて魅力が伝わったリョウコ「もともとサウナはお好きだったんですか?」水谷さん「20代のころからサウナが好きで東京の銭湯に通っていました。加計呂麻に移住したのが11年前。自然が好きなので何度か来たことはあったんですが、移住までは考えていない……という感じでした。でもあるとき体を壊して、療養しなきゃいけなくなってしまいました。その時にたまたま友人が加計呂麻に家を1軒借りていたので、そこなら長期滞在できるってことで半年くらい療養で滞在していたんです。するとみるみる元気になっていきまして。相性の良さを感じて、移住を決めました」みさと「それで加計呂麻でテントサウナを?」水谷さん「3年前に友人からテントサウナが流行ってると聞き、ビーチでできるからアリかもなと思ったのがきっかけです。妻は藍染の仕事をやっていて、藍染の葉は漢方薬にもなるし、ロウリュに使えたら相性が良いかもなとか想像してました。いくつかの場所でテントサウナを体験してみて、一番体感が良かったMORZHを買って、テントサウナのレンタル屋さんを立ち上げました。お客さんが少なくなる冬場、加計呂麻島の宿にテントサウナを貸し出せば、お客さんが増えて喜ばれるかなと思いまして。でもいざやってみたら、テントサウナのことを全然知らない宿にポンと貸し出しても、なかなかうまく活用されていくイメージがつかなかった。そもそもサウナの楽しみ方が理解されていないし、テントサウナは火を使うので事故も怖かった。結局、僕が火の具合などを見に行かなきゃいけなくなり、丸一日取られてしまっている状況が続いて、これだと事業としては難しいなと感じました。あれこれ考えていくうち、加計呂麻島には癒しを求めてリトリートプログラム参加のためにやってくる方が多いので、テントサウナのレンタル屋さんという考え方から離れて、サウナを使ったリトリートプログラムをやればいいんじゃないかと考えるようになったんです」リョウコ「サウナがメインではなくて、ひとつの要素になったわけですね」水谷さん「そうなんです。この土地の月桃や、伝統的な発酵飲料のミキ、ハーブや薬草をリトリートプログラムを通じて親しんでもらいながら、テントサウナも楽しむという体験の提供が、結果的にとても喜ばれました」月桃:熱帯や亜熱帯に自生している大きな葉をもつ植物 ミキ:奄美大島で飲まれている伝統的な乳酸発酵飲料大西「加計呂麻島はリトリートプログラムが人気なんですね」里佳さん「とても人気です。リトリートのツアーを主催する友人がたくさんいるんですが、加計呂麻島は環境が良いので、よく相談されます。島ならではの体験が何かできないか聞かれた時に、藍染や薬草の体験、それとテントサウナとかできるよって話したら、みなさんとても面白がってくれました。水谷さん「最初にテントサウナをリトリートに組み込んだのは、奄美伝統の発酵飲料であるミキ作りの権威のような先生のプログラムでした。参加者のみなさんには、私から40分ほどみっちりサウナの授業をしまして。歴史や文化、体験としての素晴らしさ、自然体験であることを理解してもらった上で体験してもらったら、参加者の方も講師の先生も大変感動されていました。すると、うわさが伝わって、別のミキ作りの先生からも“リトリートでテントサウナをやってほしい”と相談がくるようになりました」加計呂麻島の自然と魅力が、ぜんぶサウナと繋がっていく大西「ほかにも月桃のワークショップ、薬草のワークショップなどがあって、そこでもテントサウナを提供しているんですよね」水谷さん「はい、植物に触れるワークショップとサウナは親和性がありますね」リョウコ「体験した方のレポートを見ると満足度が高いせいか、熱量がすごい。これを読んだ人が受けたくなって、どんどん広がっていくんですね」里佳さん「薬草のワークショップは、ハーブボール作りから始まりました。自分で薬草を触って、刻んで、香りを確かめることって、すごく尊いものだなあと思っていたので、それを体験してもらえたらと考えました。ハーブボールを包んでいる白い布を藍染にしたら、それもまた体験になっていったんです。そして、ハーブボールや薬草は、そのままテントサウナで使える。どんどん繋がっていって、プログラムが豊かになっていきました」みさと「繋がり方が都会と違うっていうか、自然派ですね。種まいて、花咲いてっていう感じがしますね」大西「とにかく相性がいいんでしょうね。加計呂麻島の魅力とサウナが、とても繋がりやすい」水谷さん「ミキ作りを目的として島に来た方々が、サウナで新しい体験をしていただけると、口コミでどんどん輪が広がっていきます。加計呂麻島の魅力がサウナを通じて広がり、人と人を繋いでくれる。とても幸せな感覚です。この感覚は言葉では伝わらないので、ぜひ来てもらって体験してほしいです」大西「今後はどんな活動をしていくんですか?」水谷さん「今はリトリートプログラムをやっている主催者向けに体験を提供していくことをメインとしていますが、落ち着いたら観光で訪れた人や、島の人に向けても魅力を伝えていけたらいいなと思ってますね」屋号である「Retreat Sauna AMAMI」のTシャツを見せてくれた水谷さん。頼もしい背中!加計呂麻島の食卓水谷夫妻のお話とこれからをしっかり聞けたので、5マイルの夕ご飯をいただきました。地元の漁師さんが獲ってきたお魚や、5マイルの畑、島の人からお裾分けしてもらった野菜を化学調味料は使わずに調理しているそうです。すべて愛が詰まっていて、新鮮で、体に沁みました。おいしかった!青く光る夜の海とテントサウナご飯を食べた後、寝る前に夜のテントサウナにみんなで入ったんですが、これがまた最高でした。サウナの気持ちよさ、月桃の香り、そして薪のぬくもり。そして極め付けは、海に入ると、水が青く光っていること。そう、夜光虫です。動けば動くほど、キラキラ青く光って、どんなイルミネーションも敵わない、自然のライティングでした。そして早朝のサウナ。朝のサウナはいつだって気持ちのいいものですが、大自然の中で、しかもわたしたち以外誰もいない浜辺で入るテントサウナは、神秘的です。しかも、12月に海に入って気持ちがいいって信じられません。しかも海の水なのに、ベタベタしない。まるで湖みたいです。水谷さん考案の、海の上に浮いてととのう感覚になれるのも試してみました。自然と一体化……いや、もはや自然に吸い込まれてなくなってしまいそう。気持ちが良すぎます。大西さんが「サウナは自然と一体化する装置なのに、そもそも一体化する自然が都会にはない!」と言っていたんですが、ここは自然しかない。もはや一体化するためにあるような場所です。里佳さんが持っているのが、月桃の葉ですちなみに朝の7時、カヌーも漕いじゃいました。朝カヌーは生まれて初めてです。すべてが神秘で、すべてが自然で、すべてが優しかった加計呂麻島。わたしたち全員の心を鷲掴みしてくれた場所となりました。1月にはザトウクジラの群れが来るそうです。加計呂麻島は世界で4箇所しかないザトウクジラと泳げる場所です。水谷さんはザトウクジラの鳴き声を水中マイクで録音して、テントサウナで流すのが好きとのことでした。どこまでも自然派!来年もまたフルメンバーで、今度は1週間くらい滞在したいです。Retreat Sauna AMAMI最新情報は 公式Instagram をチェック お問合せ:info@amamisauna.com 担当:水谷Profile【岩田リョウコ】 兵庫県生まれ名古屋育ち。コロラド大学大学院で日本語教育学を学び2009年から外務省専門調査員として在シアトル総領事館勤務。在米中の2015年にアメリカで出版した『COFFEE GIVES ME SUPER POWERS 』は、Amazonランキング全米1位のベストセラーに。世界5ヵ国で翻訳出版されている。サウナ好きが高じてフィンランド政府観局フィンランドサウナアンバサダーに任命される。著書に『週末フィンランド ちょっと疲れたら一番近いヨーロッパへ』(大和書房)、『HAVE A GOOD SAUNA! 休日ふらりとサウナ旅』(いろは出版)、『エンジョイ! クラフトビール 人生最高の一杯を求めて』(KADOKAWA)、『コーヒーがないといきていけない! 毎日がちょっとだけ変わる楽しみ方』(大和書房)がある。【清水みさと】 女優。オーストラ・マコンドー所属劇団員。舞台、映画、ラジオなどで幅広く活躍する一方、1日に何度もサウナへ通う「サウナ大好き女優」としても知られる。規格外のサウナ偏愛ぶりは業界でも話題となり、TBS『世界ふしぎ発見!フィンランド、エストニア編』ではミステリーハンターに抜擢される。マイナス20度環境でも躊躇なく雪原に飛び込み、サウナショップでストーブを愛で回すマニアぶりは、SNSを中心に大きな話題となる。冠番組であるラジオ『サウナいこ?』(JFN12局)は、2021年6月現在で放送300回を突破。『サウナイキタイ』のポスターでモデルを務め、『マグ万平の のちほどサウナで』準レギュラーとして頻繁に登場することから、愛好家からは「サウナ界のミューズ」と慕われている。文章:岩田リョウコ モデル:清水みさと 写真:添田康平 編集:SaunaCamp.
2024.11.19
世界中で圧倒的な人気を誇る、TOYOTA ランドクルーザー。極寒の大地から灼熱の砂漠まで、地球上のあらゆるフィールドをタフに駆け抜ける、言わずと知れた人気車です。これまでも様々な企画でランドクルーザーのタフさは証明されてきましたが、2024年秋、歴史上もっとも過酷といえる環境での実証実験が行われました。そうです、ランクルにテントサウナ「MORZH」へ入ってもらったのです!灼熱に晒されたランクルは、果たしてエンジンがかかるのか!? TOYOTA公式YouTube「LAND CRUISER CHANNEL / ランクルちゃんねる」にて、一部始終が公開されています。SaunaCamp.は特注テントサウナの手配や温度管理など、全面協力させていただきました。ぜひご覧ください!【検証!】90℃の極暑サウナの中でもランクルのエンジンはかかるのか?最強の耐久性と言われるランクルの実力とは!?突如「ランドクルーザーをサウナに入れられますか?」というメールが来た2024年の初夏、SaunaCamp.に「ランドクルーザーをサウナに入れることはできますか」という問い合わせメールが届きました。文面の意味そのままだとすれば、かなりクレイジーな依頼主であることは想像に難くありません。聞けばTOYOTA公式YouTube「LAND CRUISER CHANNEL / ランクルちゃんねる」の企画とのことで、極寒 vs 灼熱をテーマに、冷凍車とサウナの両方に最新型のランクル"250"を入れ、極限状態を経てもエンジンがかかるかという検証をしたいということでした。ぶっ飛んだ企画に心が躍ったので、オファーを受けることにしました。今回用意したのは、MORZH MAXを3台連結した特注テントサウナです。幅2.3メートル、長さ9mもの巨大なトンネル型サウナ空間に、ランクル250を収めます。事前にサイズを計測して、高さや幅のカスタムを行っていましたが、実際入れてみると本当にギリギリでした。サウナの温度が90℃に達した後、モデルさんたちもサウナにイン。ランドクルーザーと人間が一緒にサウナに入っている映像は、間違いなくこれが世界初だと思います。改めてどうかしてる!!熱さ検証のために室内にロウソクを置いてみたところ、ご覧の通りグンニャリ。普段この熱さで入ってると思うと凄まじいなMORZH……それはともかく、ランクルは大丈夫なのか!?無事に始動!!!すごい!!タフすぎるぞランクル250!!そして走り去るランクル、果たしてどこへ向かうのか!?水風呂だーーーー!!!!ランクル、サウナーでした!!!こんな綺麗なオチあるのか!!!過酷なロケでぐったりしていたこちらの目が覚めるような、見事な水風呂ダイブ、ありがとうランクル!かっこいいぞランクル!!いま思い返してみてもウルトラタフなロケであったことは間違いありませんが、サウナにランクル入れたら面白そうという発想をそのまま実現させちゃう世の中ってなかなか良いよねって思いました。次もこういう機会があったら、大変だけどトライしていきたいと思います。ちなみにランクルが冷凍車に入る動画もめちゃくちゃやってるので、ぜひご覧ください!!ランクルすげーー!! 【極寒耐冷実験!】-30℃の環境下でもランクルは動くのか?ランクルの耐久性についての検証企画Text: SaunaCamp.大西
2024.11.1
サウナの中で遊べる新感覚のボードゲームが誕生しました!タイトルは『サウナのヌシたち〜あいつはわかってない』。相手の思考を読んで駆け引きしながら、自分好みの最高なサウナセッティングを目指すゲームです。耐水仕様、サクッと遊べる時間設定、そして特定マスで発生するロウリュや熱波などのサウナギミックが満載です!『サウナのヌシたち〜あいつはわかってない〜』 価格:2,200円 発売:2024年11月1日(金) 販売:全国サウナ物産展2024、SaunaCamp.オンラインストアほか 企画:SaunaCamp. / Xaquinel購入ページはこちらサウナの中で遊ぶと面白さが倍増するボードゲーム!『サウナのヌシたち〜あいつはわかってない〜』は、サウナ室の中でプレイすることを前提に作られた、2人対戦のボードゲームです。サウナ室以外でも楽しくプレイできますが、サウナの中で遊ぶことで真の面白さを実感できるゲーム設計になっています。プレイヤーはサウナの「ヌシ」になって、温度や湿度などのセッティングを自分好みに調整し、ロウリュや熱波で体感温度を上げ、相手のヌシより先に「ととのう」ことを目指します。しかし、サウナの中にはもう一人のヌシがいて、やはりセッティングを変更しようとしてきます。相手のヌシのセッティング変更をブロックし、自分好みのサウナセッティングを完成させ、勝利を目指します。サウナの中でプレイする際には、追加ルールが適用されます。ゲームを進めていくと「ロウリュ」「熱波」などの特殊マスがあらわれ、実際にこれらを行わなければなりません。「まだ熱さが物足りないから、あいつはロウリュしたいはず」「入室から5分すぎて熱波を食らうのはツラいから、ここでは出さないはず…」など、サウナ体験とゲーム戦術が密接に関わってきます。さらに上級者プレイとして「水風呂だけであがるのはサウナーとして失格」とする縛りスタイルや、高温カラカラのドライサウナと水風呂のみで上がる「昭和ストロング勝ち」など、自分のサウナ美学をプレイに反映するのも粋な楽しみ方です。ゲーム対戦中も会話OKというルールなので、自己利益ばかり追求しようとするダサいヌシには、存分に煽り攻撃をしてあげましょう。 真の「サウナのヌシ」は、美学と矜持を備えているものです。サウナ仕草で愛好家としての格を示し、自然と場の秩序を保ってくれるような、かっこいいヌシを目指しましょう。 サウナで使える耐水設計、短期決戦サウナでのプレイを想定しているため、カードやボードなどはすべて耐水使用になっています。カセットテープのケースに収納されているので、持ち運びもノーストレス。サウナの食堂でプレイするにもちょうどいいサイズ感になっています。対戦時間は、1回あたり5〜10分ほどでサクッと終了する設定になっています。2人対戦のルールですが、思考の読み合いを観戦するのも醍醐味なので、グループで集まってプレイするのもおすすめです。累計10万部突破!「狩歌」で人気のボードゲームメーカー「Xaquinel」とコラボ『サウナのヌシたち〜あいつはわかってない〜』の制作は、ボードゲーム制作会社「Xaquinel」(サグイネル)とSaunaCamp.がコラボレーションすることで実現しました。サグイネルメンバーが大のサウナ好きだったことで意気投合し、テントサウナの中でおよそ20種類ほどのボードゲームをテストしました。サウナの中で汗をかきながら「バランスゲームは楽しいけど汗かくと難しい」とか、「ルールが複雑なボドゲは頭ぼーっとするから無理だ!」など、試したところ、もっとも楽しかったゲームをセレクト。サグイネルが制作した「5つの宝石」のゲームシステムを基本に制作されました。今回のコラボをきっかけに、SaunaCamp.とXaquinelは「SAUNA GAMES」というサウナ専用ボードゲームメーカーを立ち上げました!今後も作品をリリースしていきたいと考えておりますので、ご期待ください。ドイツのサウナで遊んだゲームがきっかけ(画像出典)Therme Erdingそもそもなぜサウナの中で遊ぶボードゲームを作ったのか、そのきっかけはドイツ訪問でした。ミュンヘン郊外にある「Therme Erding」(テルメエルディング)は、サウナだけで35種類、総面積は東京ディズニーシーにも匹敵する超巨大なサウナ施設です。「スイス小屋」と名付けられたリビング風のサウナ室のテーブルに、トランプが置いてありました。友人とポーカーで勝負してみたところ、汗をかき、思考がニブり、全然いつものように楽しむことができませんでした。当時は「なんなんだ!サウナでやることか!」と憤ったのですが、ふとした時に「あれは楽しかったなぁ」と思い返すようになりました。サウナ体験としての良さではなく、サウナでトランプやったら面白そうじゃない?という思いつきみたいな軽さが、なんとも魅力的に思えてきたのです。この体験が、開発のきっかけとなりました。テルメエルディングの滞在レポートは、サウナイキタイのマガジンに掲載されていますのでよろしければご覧ください。 サウナにもっともっと遊びごころを!『サウナのヌシたち』はサウナの中で楽しめるボードゲームという、これまで存在しなかったカテゴリーのプロダクトです。特に日本では公衆サウナがメインなので、どこでも遊べるわけではありません。貸切サウナやテントサウナなど、プライベートにできる空間で遊んでもらえたら嬉しいです。 もし「うちのサウナだったら遊んでもいいよ」というサウナ施設さんがいれば、ぜひお知らせください。SNSなどで発信させていただきます。貸し出しエリアに設置したいから告知してほしいというリクエストも大歓迎です!余談ですが『サウナのヌシたち』のリリースには、少しだけ個人的な願いも込められています。それは日本のサウナ文化にもっともっと遊びごころが欲しい!というものです。世は一大サウナブームを迎え、だれもが日常的に至上のととのいを目指しているといっても過言ではないでしょう。ひと昔前に比べれば、本場志向のいわゆる「良いサウナ」が増え続け、かつて心の底から待ち望んでいたような素晴らしいサウナ施設が、目移りするスピードで増え続けています。 しかし不思議なもので、成功が約束された世界には、「退屈」もまた忍び寄ってきます。今日のサウナも最高だったな〜!と口にしながらも、「いつでもどこでも同じような体験で、ちょっとつまらないな…」という贅沢な悩みをぬぐいされずに日々を過ごしていました。良いサウナでととのう毎日に、刺激と遊びが欲しいみなさん。ととのう方程式を投げ捨て、決まりきった運命をかき乱してみてはいかがでしょうか。あなたの心に新鮮な風が吹くとき、サウナの未来が少しだけ自由になっているはずです!全国サウナ物産展2024でイベント決定!全国から120のサウナ施設のオリジナルグッズが大集合する超人気イベント「全国サウナ物産展2024」にて、『サウナのヌシたち』リリース記念イベントが決定しました!ニューウイング吉田支配人、作家の岩田リョウコさん、そしてサウナ界が誇る最強の頭脳、サウナイキタイのありさんをお招きし、対戦イベントを実施します。実況と解説はSaunaCamp.とXaquinelが担当いたします。参加ご希望の方は、以下概要をご覧ください。ゲストに対戦で勝利した際は、豪華景品をプレゼントいたします。気軽に遊びに来てもらえると嬉しいです!第一回「挑め!サウナ頭脳王」inサウナ物産展2024 日時:2024年11月10日(日)14:00〜16:00 場所:新宿マルイ本館 B1F イベントスペース 受付:当日13:30より会場にて若干名を予定(定員達し次第終了)3名のサウナ頭脳王と『サウナのヌシたち』をプレイして、勝者には豪華景品をプレゼント!参加受付は当日会場でのみとなりますので、ご希望の方は開催時間にお越しください。未来のサウナ頭脳王はアナタかもしれません!Text:SaunaCamp. モデル:ミナトナツミ、センズイタイガ 写真:かぼちゃ 撮影協力:マルシンスパ
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