RULES&MANNERS
マナー啓蒙
SHARE THE FIELD,
BE A COOL
SAUNNER!
テントサウナを安全に楽しむために。キャンパーとテントサウナ愛好家が、共に気持ちよく過ごすために。サウナキャンプを文化として根付かせるために。
フィールドで、紳士的にサウナを楽しもう。
アウトドアサウナの知識をしっかり身につけて事故を防ごう。
アウトドアフィールドを
シェアする未来のために
キャンプ場は様々なお客さんが楽しむ場所です。ファミリー、釣り人、静かにキャンプを楽しみたい人などからすれば、テントサウナはまだ異端の存在です。配慮を忘れず、アウトドアフィールドを気持ちよく共存するために、しっかりとマナーを守って楽しみましょう。
マナーCHECK
テントサウナができる場所かどうか事前に確認しよう
大声で騒いで周囲に迷惑をかけることは絶対にやめよう
煙が出て迷惑がかかる場所、混雑の激しい時期は避けよう
釣りを楽しむ人がいる場合、邪魔にならないか配慮しよう
薪の燃えかすや灰はバケツに移し、所定の場所に捨てるか、鎮火して持ち帰ろう
ゴミを残すのは絶対にやめよう、来た時よりも綺麗にして帰ろう
「サウナ楽しそうですね!」と言われたら「入ってみますか?」と言える余裕を持とう
アウトドアの知識を
身につけて事故を防ごう
テントの中で薪ストーブを扱うことには、一酸化炭素中毒、火事、火傷などの危険も当然伴います。安全に楽しむには、知識が不可欠です。事故を起こさないためにアウトドアの基礎知識を身に付けることは、テントサウナオーナーの義務。チェックポイントを熟読して、事故防止に努めましょう。
安全対策CHECK
<天候判断>
風速5m以上の予報の日は中止しよう
天気が急に悪化した場合は、速やかに冷却して使用をやめよう
<設営>
テントは増水による影響のない、できるだけ平らな場所に張ろう
燃えやすいものが近くにないか、他のテントと近すぎないか確認しよう
ロープは必要箇所すべてにペグでしっかりと固定し、緩みがないか定期的に確認しよう
サウナストーンが積みすぎで落下しないか確認しよう
煙突がまっすぐ伸び、傾きがない位置に設置しよう
<火入れ、換気>
ストーブに火入れする前に、破損箇所や煙突の連結に緩みがないか確認しよう
吸気メッシュが開いていて、雪や岩などでふさがっていないか必ず確認しよう
ガス、または可燃性物質を使用してストーブに火入れするのは危険なのでやめよう
薪ストーブに火を入れた後は、必ず耐熱手袋を着用して作業しよう
一酸化炭素チェッカーは必ず携行し、頭の高さに設置しよう
薪ストーブの燃焼が弱まり、煙が逆流したら速やかに換気しよう
アロマオイル原液を直接ストーブにかけると、油分で炎が上がる危険があると知ろう
テントに定員以上入ると、出入りの際に火傷の危険性が増すのでやめよう
<サウナ>
飲酒後や子どもだけでのテントサウナ使用、川や湖への入水は絶対に止めよう
高血圧、心臓疾患、妊娠中の人はサウナ利用を控えよう
水分を必ず補給して、脱水症状や熱中症にならないよう注意しよう
サウナ内にメガネやアクセサリーを持ち込むと高温になるので外して入ろう
サウナ内に可燃性の物を持ち込まないようにしよう
<入水>
水に入るときは流れ、深さなど、周囲の安全を確認して入ろう
冬場は寒さで身体が動きにくくなるため、一層注意しよう
日没後に川、湖、海などに入るのは危険なのでやめよう
子どもだけで川や湖に入らないよう指導しよう
DIYテントサウナについて
「テントサウナは構造も簡単だし、DIYすれば安く作れるのでは?」。安易にそう考えるのは危険です。テントサウナは内部で薪ストーブを扱うため、一歩間違えば重大な事故に繋がります。実際に非常に危険なものもSNSに投稿されています。DIYスキル、アウトドアの知識、テントサウナの構造、全てを熟知して製作できるという自信のない方は、MORZHに関わらず、既製品の購入を強くお勧めします。
DIYテントサウナCHECK
テントサウナのDIYは原則として非推奨
専門的な知識がない場合は、既製品の購入を推奨します
構造上、一歩間違えば重大事故に繋がるため、慎重にご判断ください